龍個展 報告2

龍個展 第2話
龍には前々から、個展の様子や舞踏の話をして、体調を見ながら、15日最終日、龍を連れて会場入りしました。私は、午前中から来客の対応があり、龍のケアを友人に頼みました。いざ舞踏の時間間近。打ち合わせは開始15分前。
龍が散歩から戻るやいなや、、、え?龍と舞踏・・・
流れるママに龍とともに舞台を始めることにしました。
舞踏  私のミトコンドリア
ーミトコンドリアのつぶは、いのちのつぶー
●チベットの山奥の仏教音楽
 体の中を通過する水、火、風、気を、感じる時間
●インド女性ボーカル
 体の経絡
●友人のパイプオルガンの曲
 小さな頃、潜って遊んだ人穴洞穴の柔らかい記憶にしたる時間
●さとさとみさんアカペラ「いのちのつぶ」
 祈り
私は龍の辛い苦しい病状に立ち会いながら、自分の舞踏はなんて甘いんだ!と叱咤してきましたから、いざ龍と舞台に立つということはとても大切なことだと思いました。
小さな頃からお母さんが山や川で踊っているそばで鳥や虫を探していた子どもたちでしたから、また始まったか・・・ぐらいだったかもしれませんが、なんの演出もなく、どうみられたいという欲望もなく、ミトコンドリアの向くままに龍は、「魚が死んだ、昔の友達、仕事、ミトコンドリア、ゴジラ、、、」と語り、今をしっかり生きているあるがままの龍でした。大まかなコンセプトは特に崩すことなく、龍の目と龍の言葉と対話しながら、踊りました。本当に自然体でした。
龍と指を合わせて踊ったときは自分が遊んだ人穴洞窟の岩肌に現れる龍の気配を感じていました。
古民家の壁に映る影、外の光があたった新緑、木々が擦れ合い、鳥のさえずり、風の通り道、すべての気配が、ミトコンドリアそのままでした。
龍が入ることにより、皆さんもよりミトコンドリアのことを感じてくれたたと思います。
舞踏の終わりに、クジラ号もと機関長加藤博士から、いのちの源深海のミトコンドリアの5分トークもしていただけました。
富士山の麓の富士宮市粟倉での龍個展
立ち会ってくださいましたミトコンドリア病関係者
小中学校の同級生・恩師
いろんな道がつながる気配を感じながら 無事終了することができ心から感謝申し上げます。
ミトコンドリア病のような希少難病を受け入れてくれる病院やミトコンドリア病のことを勉強してくれる医師が増えますように!と皆さんに投げかけて会を閉じました。
5月に入ってから胃ろうのトラブルが多く、膿や血液も混じって、夜中に痛みも発生するので龍の精神状態はやや下降気味です。
そこに持ってきてこのようなイベントに参加させるという常識はずれなことをして、眉をしかめられることも覚悟での報告となりました。
みどりの会の患者会では、今後患者とのケアについて色んな角度で話し合いをしていきたいと思っています。
体と心に優しい風が流れますように・・

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