ミトコンドリア病の仲間内で情報を共有したいと思っています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、人との距離のとり方が難しい今、ストレスで体調を崩す方もいらっしゃるのではないかと思います。
こんな時こそ、ミトコンドリア病を囲む人たちで交流したいと思い、
専門の先生たちに連絡して、患者家族とエール交換をメールでできないかと考えました。
先生たちも医療の現場で必死です。
是非、必要な情報も受け取り、感じあって、乗り越えていきたいです。
早速届きました、千葉こども病院代謝科 村山圭先生からメールです。
感謝。
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こんにちは。
3月下旬から日々、新型コロナウイルスへの対応に追われています。私たちを取り巻く状況は一変しました。
私たちを含む多くの研究室で実験が止まっており、ほぼすべての学術活動がストップし、ミトコンドリア病の診断・診療業務も制限せざるを得ない状況です。
私たちは既に病院内で同じ科の同僚と接すること(会うこと)をやめています。チーム内の情報共有はZoomで行っています。感染による共倒れを防ぐためです。
来週からは一部在宅勤務を活用します。すべては提供する医療の質を保つためです。
それでも思い浮かべるのは、ミトコンドリア病の方々の事、研究のこと、臨床治験のこと、多くの私たちが関わっているこども達のことです。
確実にいえるのは、アフターコロナは必ず来る、ということです。それまで私たちは医療の質を何とか保ちつつ、そう遠くない未来のこの病気の克服を思い描き、少しずつ前に進みながら力を蓄える事だと思っています。
皆さんも心細い思いをされているかと思います。感染機会を減らし何とか重症化することを防ぐ手を打ってください。
誰かを責めず、知恵を働かせて、協力してこの難局をお互いに乗り越えましょう。
スーパー、コンビニ、エレベーターなどなど考えれば感染の機会は山ほどありますが、それでもできる限り感染しないようお過ごしください。
アフターコロナの時期に、穏やかになったところで、また元気でお会いできるのを楽しみにしています。
Keep Smile、そしてGood Luck!!
村山 圭