くじら号ちきゅう大ぼうけんイベントお誘い

くじら号のちきゅう大ぼうけん
深海の生き物たちの映像や絵本の読み聞かせ

深海の世界は宇宙と同じくらい不思議に満ち溢れている。
そんな海の物語を、絵本と歌と科学者たちのお話を深海の映像とともに繰り広げる海底2万マイルの大冒険に、みんなで出かけよう!

2019年9月29日(日)午後1時から3時まで
(つぶカフェ11時30分から夜6時まで)

会場:みどりの会:神奈川県秦野市堀西858-1

交通アクセス

電車;小田急線渋沢駅下車北口2番バス堀川停留所から徒歩7分。

車;東京から東名高速道路秦野中井インター下車約20分

ワンオーダー、予約制
お魚ランチ1500円
小魚ランチ1000円
(お食事必要でない方は参加費500円)

タイムテーブル
ランチ11時30分から
くじら号パフォーマンス出航13時から
懇親会15時から
(皆さんの都合で、出入り自由にしています)

 

出演者
加藤千明 (元JAMSTEC上席研究員)

佐藤孝子(JAMSTEC船長、理学博士、絵本作家)

森の歌姫、さとさとみさんの歌(音楽絵本製作、シンガーソングライター、歌う整体師)

しょうへいくんとさとみちゃんの腹話術、中戸川清美(秦野の肝っ玉かあさん)

 

しんかいのイベントは3回目ですが、
今回は、病や被災を負った人達を囲んで、ともに生きる!イベントとして行います。
ミトコンドリア病患者家族、関係者の皆様も是非ご参加ください。

深海探査研究するJAMSTECメンバーは
しんかい6500に乗船し乗り込んで、いのちの発生の源、深海の生き物たちの研究をしている皆さんです。深海とはどんなところ?
想像を絶するような生き物たちがたくさん生きている深海のお話を聞いてみませんか・
生きる知恵や勇気をもらえるに違いありません。

 

●深海の魚たちにエコな生き方を学ぼう!

ミトコンドリア病は体内のATP生産がおぼつかない、、
生きるためのエネルギーが生み出すことが難しい病です。
生きて、生きて、生き抜くためには
エコな生き方を、深海の魚たちから学ぶことがたくさんあると思います。

スローな子育てについては

2人のお子さんの子育てをしている

佐藤孝子船長から、そのお話をお聞きしたいと思います。

 

●生命の発生、ミトコンドリアについて
海のバクテリアが太古の細胞に取り込まれてミトコンドリアになったというお話については加藤博士のレクチャーが楽しみです。ミトコンドリアの発生について、博士への質問なんでもお答えしてくれます!

深海の映像から
絵本の読み聞かせ、
森の歌姫の歌声、腹話術の合いの手
大人も子供も、どなたも感じる事ができるはずです。

ミトコンドリアの深海からの側面は
新たな息吹を皆さんにお届けすることができると
思っています。
今回は、深海のお話ですが、海を感じる事は
呼吸の整えでもあります。
よせては、かえすように、吸って吐いて~の呼吸は

まさにスローな生き方を教える、ミトコンドリア病にとって大事なことではないでしょうか。

 

是非遊びに来てください。

駐車場・お食事などの都合もありますので

予約くださるとありがたいです。

問い合わせ先:090-7196-2751(伊藤千恵子)

おうちリハビリ

龍のミトコンドリア病のいのちと向き合うには
家族みんなのド根性がいります。

脳の高次機能は、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉でいろんな機能の障害があるようです。
龍の症状を簡単に出せば、
落ち込みやすい。一人ではどこへも行けない。理論解釈が困難。
脳のどこもかしこも侵されているようですが、強みは、好きなものへの執着
探求心です。そして人と接触することが大好きです。
自分を理解してくれる人との交流に限りますが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は、弟が兄に文字を教え込んでいくリハビリ。
まずは線を描く練習。
一、四、九、木、本、生、
龍は好きなものに対しては難しい字も読めたりしますが、
それはいろんな方向へつなげられる文字ではない。
弟は根本から立て直したいと思うが、、、、
龍自身は
好きなことをいっぱい引き出して

イメージで情報をつなげようとします。

間にあることは
思い出
感覚、

弟先生は、ちがう!といいながら、真剣に暑くなる。

大学受験勉強している弟にとっては兄のリハビリほど難しいものはない。
答えようとする兄。
かみ合っていないように見えるけど、相互の理解のためには
時間と経験が必要であると思う。
寄り添いながら理解するって難しいけど

おうちリハビリも

龍はうれしそうです。

リハビリについての5年間Ⅰ

ミトコンドリア病の方はどのようなリハビリをしていますか?

私はミトコンドリア病を抱えた患者さん家族の皆さんがどんな風に過ごしていらっしゃるか意見交換をしたいと思っています。

お子さんの年齢や病状によっても違うかもしれませんが

私の家でのリハビリについて書いてみたいと思います。

17歳発症。

発症当時は 何度かの発作にもかかわらず、自覚もなく、なぜこんなに病院に入院しなくてはいけないのかと 不機嫌。

徐々に進行する病状に対して

家族も本人も、落ち込み、不安と不信。

命に別状はないといわれるも、

身体のあちこちがおかしくなりリハビリどころではない日々も。

発症後、半年から、歩行訓練など、

また落ち込んでは入退院。

在宅介護を覚悟してからは

介護については調べて自分にあう訪問介護を選びました。

これについては個人・地域格差もあると思います。

体調を見ながら、とにかく自分が好きなものを主張し続けました。

龍の好きなものは生き物。ひいては魚。

本人の好きなものを取り出しては

釣りのルアー作りから、釣り糸の巻き方練習

ひもの結び方練習。

水槽のお話、魚の図鑑読み、

好きなものを察知してくださる看護師たちの涙ぐましい看護日記がつづられるほどであります。

介護の在り方も居宅介護ー訪問介護

ヘルパーを組み合わせて本人の生きる道をつなげていきました。

 

今は、朝6時30分起床、10ほどある水槽のえさやり、朝ごはん、薬飲み、

通所もえ木お迎え、通所での生活、午後4時通所から帰り、水槽のえさやり、

お風呂、夕飯、薬飲み、趣味の本読み(絵描き)、9時就寝。

この生活サイクルを人一番守っています。

 

今日は相談員の方のモニタリングの日。「大学卒業し、仕事している釣り部の仲間

と同じように生活していますね」といってくれました。

 

本人はすごくうれしそうでした。

 

気が弱いといってはおかしいけれど、まじめに生きてる彼をみとめてもらえるのは

本人にとっては一番の栄光かもしれません。

どんなリハビリをしているのか、こんなことあんなこと

年令も違えば悩みも違いますね。

でも秋です。

ミトコンドリア病の皆さんと交流したいなと思っている

昨今です。

 

 

 

 

 

 

 

紙芝居カフェ

8月19日月曜日

お盆休み明けに、以前から計画していた
紙芝居カフェをやりました。

今年4月に行った桜ばたけ祭りに出演してくれた
じゃんぼさんの紙芝居へのリクエストが多くて
意を決して ひまわりカフェのイベントとして
熱中症になりそうな夏休み企画
紙芝居カフェです。

じゃんぼさんは
ひょろっと背は高い(175センチくらい)
骨の髄まで頑丈そのもの。
年令不詳200歳シャーマン?
友人を通しての舞踏仲間です。

日に三箇所回って
街頭紙芝居だけで生活をしている

家庭も持たない、住まいも定住しない、

あちらの道端、こちらの公園
夢ある世界をと、子供も大人も魅了させる
絶滅危惧種のような風物女史。

その紙芝居は
昭和20年から50年代に作られた
塩崎おとぎ紙芝居博物館の原画。
原画眺めるだけで心にすーーと風が通る
そこへじゃんぼの口上で泣き笑い。

じゃんぼさんが
ひまわりでやるんだったら是非、龍くんの絵を使った紙芝居をやりたい
といってくれたので、
ひまわりヨガ道場に集まってくれる
一握りの小さな集団に
ミトコンドリア病の理解と周知を!
と、母も龍のミトコンドリア紙芝居を製作
四苦八苦。

当日の様子です。

じゃんぼ紙芝居は
チョンちゃんの超ロングヒット作品から
少年院長さん7歳のなんでも病気を治すゴンのお話に続いて
ミトコンドリア病龍の紙芝居始まり始まり・・・

紙芝居の裏に書いてある言葉ではなく
じゃんぼの体から飛び出た言葉。

最後にミトコンドリア病闘病中の龍の絵を元に

「こんにちは ぼく」 (概要)

ぼくは
頭がぐわーーんぐわーーんわれるくらいに痛くなって倒れた(らしい)
という冒頭

飛び込んだ海にいのちの源を感じてゆく ぼく

珊瑚の世界でもいのちの育みを感じ、

いろんな魚から命を教えてもらう

地獄の釜みたいなところ(熱水噴出孔)にも
いのちいっぱいいっぱい

その先の先に

おばーちゃんちのつばめ

ハンディー持って
足を切られた野生のウサギ

海の揺らぎで生まれたいのち
その揺らぎから自らの病も感じ、

もう一度生き抜くことを
決意する

ボクはひとりぼっち?

ボクは負けたの?

わからない・・・・・

ボクは、あたらしいぼくに こんにちは

もう一度生きることを決意する

紙芝居世界でミトコンドリア病を繰り広げてくれました。

あたらしいぼく

に出会うまでを

いのちの発生
の源の海のドラマとしての紙芝居

言葉は足りませんが

コツコツ続けていた
カフェでのイベントに
まわりの人たちが反応してくれていることがすごく心に伝わりました。

ミトコンドリア病が
発症も、症状も、進行も、
みんな違うことに対して
まわりは
いろんな懸念がありますね。

そのことすべてを受け止めていきたい。
そして一番近くにいる
メラスの息子と生き抜く
に邁進し、同じように悩む
ミトコンドリア病の方たち、
ハンディーを持つ方たち
社会とうまくつながらない人たちと
つながっていきたいと
思っています。

2019年のお盆

お盆で、母を連れて帰省しました。
父の棚経、墓参り、
母の転居(静岡県富士市から神奈川県秦野市)による銀行手続きなど、
滞りなくやれました。
龍はいつもと同じように
通所に朝から通い、
夕方一時間ヘルパーさんに頼めましたおかげです。

帰りの高速道路は渋滞で
大雨やら蒸し暑く、たどり着いた我が家は
龍も、子供たちもにこやかで
楽園?のようでした。

こころの器は
とても不思議です。
その時の在り方を
自分がどう受け止められるかで
大きく変わるのです。
理屈はありません。
今の私は龍の状態の在り方で
こころ晴れたり、曇ったり
時には死にたくなります。
安定期に入った?ように思っても

・・・・です。
これは母親としての宿命でしょうか。
そう思うと、
いろんな宿命があるのかもしれません。

お盆。
生きること・・
生活することと
魂を感じる事の
2極を行き来する
不思議な体を感じる時です。

魂が戻ることを受け入れて、
現実の安寧を願う祈りの日。

みんなで
母がこだわっている
♪みかんの花咲く丘♪
(富士市の歌らしい)
を合唱しました。

夏の一日 弌

湿度が多くて、なかなか開けない梅雨明けの前に爆弾猛暑が続き、
ミトコンドリアのへたりがみられませんか?

龍も、夜の安定した眠りが得られないせいか
朝がだるそうで、通所から帰ってからもだるそうでしたので、
2つに減らしていた アラ(アミノレブリン酸)を3つに増やしました。
連日の猛暑には、ある程度へたりもありますが、やはりここ数日安定してきたので
サプリで購入しているアラの調整がうまくいったかと、思っています。
千葉こども病院での研究発表(記録に掲載)についても思うことが重なっている今日このごろです。

しかし、急な落ち込みのためにはアルギニン点滴を
地域の精神科で受け入れてもらえるように依頼中。

さて、落ち着いているところで、
昨日は箱根にあります生命の星地球博物館に行ってきました。
家から車で一時間以内で行けますので
子供たちを連れてよく出かけたところです。
先日の舞踏で遊ぼう!以来、恐竜や地球の誕生、
いのちの誕生にワクワクドキドキしている龍ですので
それはそれは2時間ほど館内を歩き、
昔の記憶をたどるかのように、
驚きの連続でした。

シーラカンスの標本や化石にはくぎ付け。
生きているはずはないと 首を何度も降っているので、
私も妙に深刻になって、
アフリカやインドネシアで発見されている記録を読み上げては
説き伏せようとするのですが
実際、水族館でも標本ばかりで生きて泳いでいる姿は見たことはない。
絶滅した!と一点張り。
やれやれ。
わたしもみたことないから、
影絵みたいなシーラカンスが心を通り過ぎるばかり。
家に帰ってからも、
本を読みあさり、絶滅の言葉だけに反応する彼を
何とか、説得して夕飯にたどりつきたい家族。
恐竜時代のシーラカンスは、小魚サイズだったらしい。
そのシーラカンスが深海に潜って生き延びていったことに
進化の謎があるのかもしれない。
インターネットでシーラカンスの動画を見せて、
少し表情が変わり、本当に生きている
ということが少しずつ、受け入れられるように・・・。
やれやれ、、、。。
世の中わからないことばかりで
本当に自分の目で確かめて実感していることは
ほんのちょっとのことだけ。
それでも龍を落ち着かせるために
真実は知らなくても何とか理屈?をつなげる自分の安直さに
こころがもくもく。
高次機能が侵された患者の介護は
こころの雲をお天気にしないといけなくありませんか?
そうこうしているうちに
自分の生活の軌道修正がうまくいかなくなってしまわないように
家族でないへるぱーさんや
介護の方の力がとても大切になっていくのだと思います。
親は生活があるから、本人の気持ちに沿うことは100パーセントは無理。
でもうまい介護につなげられたら、本人の気持ちに沿って行ってもらえるのです。

しかし、龍がそれほど地球の誕生や
いのちの発生、継続につながる道にこだわり続ける事には
私も、頭が下がります。
寝言は「ダーウィンは死んじゃった・・・」でした。