「私のミトコンドリア」

 

私は、みどりの会患者会をやりながら、ミトコンドリア病の周知理解のための活動もしています。

さくらばたけまつりに引き続き、龍のイラスト展示や母親の舞踏表現をしながら、来場してくださった方々に、ミトコンドリア病の難しさ、ミトコンドリア病を背負う患者の命の尊厳についても触れていただこうと思っています。
ご理解していただけるとありがたいです。

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力みなぎる新緑の頃、私の又従兄弟の金属造形家、鳥居厚夫氏のアトリエで、龍の個展&きらら舞踏をやることになりました。辺鄙な場所なので、足を運んでいただくことは難しいと思いますが、私生まれ故郷富士山の麓、人穴部落の近くで、いのちの源を感じることができる場所です。

龍は在宅療養中、毎日毎日生き物の絵を書いておりました。小さな頃から生き物大好きで、傷ついたつばめやウサギを捕まえては飼育していました。ミトコンドリア病に病む自分を嘆き、精神症状が悪くなったこともありますが、回りの生き物たちの絵を描き、生き物のいのちの温もりを感じることで、自分のいのちに息吹を吹きかけていたのだと思います。

発症後8年を経て、今回個展を開催する運びになりました。

参加費、観覧料は 無料です。
場所:静岡県富士宮市粟倉2188-5 鳥居厚夫方「あっちゃんちアトリエ」

尚、金属造形作家鳥居厚夫の活動の一部にも触れることもできます。

伊藤千恵子