Quality of Life

久留米大学の古賀先生が
Quality of Life
の言葉をよく用いています。

発症当時はわかりませんでしたが
この病気の経過として、生活を鑑みるに
Quality of Life
この言葉の重みを常に感じます。

安定して生活するということは
(病が完治する方もおられるかもしれませんが)
病と寄り添いながら
本人も家族も生きていくということであると思います。
我が息子の病状も
その都度その都度
いろいろ変わり
今は認知を受け止めながら
その中で
一番輝く彼の姿を見つめ、
まわりも自分の生活を
いかに楽に、、受け止めていくか
ということになると思います。
実際みどりの会で
懇親していただいている方で
子供の対応を変えてみたことで
生活がスムーズになったお話をいただきました。
すべて否定せず、受け止め
そして今一番輝けるものとして
いのちを見つめてゆく
このことの重みを常に感じております

日本にミトコンドリア病専門医が
何人おられるのでしょうか?
その先生たちの研究が
少しでも医療の道筋でにじみ出て
今悩んでいる方たちに浸透して
行けることを心から望んでいます
先日のフォーラムで知り合った
相談員の方から
脊髄小脳変性症の病名の患者さんが
最近ミトコンドリア病ではないかと
告げられたことお話し伺いました。
小さなころからの障害を
いまさら筋生検することもないと
治療法もないからそのままでと医師から告げられたようです。
私は治療法がないとあきらめるのではなく
今のミトコンドリア病研究の在り方を
知っていただけたらと思いました。
ミトコンドリア病の底辺の広さを感じる今日この頃です。
大切なことは
受け止めることと、病の未来に光を望む気持ちではないかと。
ぬくもりの部屋に
Quality of Lifeのコーナーを設けてもらいました。
龍の通所のDVDを許可を得て載せてもらいました。
もえ木には去年10月から休まずに通わせてもらっています。
よく見ると龍の初めの暗い症状が
明るく受け止めるようになっていきます。
いつまた来るかわからない病状の悪化ですが、今のいのちを受け止めるということで
公開させてもらっています。

古賀先生のとても分かりやすい
ミトコンドリア病ケアネット付記します。
MELAS(メラス)の原因と症状-脳卒中様発作を特徴とするミトコンドリア病 _ メディカルノート

ぬくもりの部屋

ミトコンドリア病に悩む方は
それぞれの悩み違います。
毎日毎日
たいへんな思いで暮らしておられると思います。
小さなころからの障害・・・
中途障害・・・
どんな風に起きてもつらくて
治療もなく難しい病気であると思に
社会に・・・一般に
認知が難しい病気です。

その全部を一つにまとめられませんが
一つの例として
我が息子ミトコンドリア病メラス龍の
発症後のイラストをまとめてみました。
絵葉書にしたもの、レパートリーが広がって
画用紙に綴っていったもの。
この4年間近くに毎日書いていましたから
莫大な量でまとめるのも不完全ですが
龍のイラストを、ブログの
ぬくもりの部屋としてまとめてもらいました。

龍の症状や
龍のミトコンドリア病を
また違う角度から見るヒントが
あるかもしれないということもありました。
そんなことなく、漠然と眺めてくださっても
うれしいです。
感じ方それぞれですから。

もうちょっと違うエッセンスをと思い
龍語録も載せてみました。
断片的な彼の言葉は
会話になっていませんが
思いがギュッと絞られ言霊
があると思います。

イラストについては
生活を共にする
家族がみていても
症状と絵の書き方は符合していて
色が出た時
アニメを描きだしたとき
霊的な心境の時
もっと弾みたいとか
感情があふれたり
あぶりだされる感情の
一コマ一コマがあります。
苦しい時も悲しい時もうれしい時も
絵があってよかったと家族は思っています。
と、思いたいです。
頭が壊れていても
五感を動かせることの驚きもありました。
絵は販売が目的ではありませんが
ご希望の方には一枚100円で頒布
させてもらっています。
必要な方はご連絡ください。

またこのぬくもりの部屋は
ミトコンドリア病の皆さんが
活用してくださればと思っております。
もし発表したいものがあれば
ご連絡ください。
皆さんと一緒に供覧できたらうれしいです。