いのちの祭典

前にも告知させていただきました
さくらばたけ祭り
4月21日無事に終了することができました。
春のお祝いの会ですが、
なんといっても
龍のためにも
病を持つ人のためにも
一緒に桜の下で春のいのちのお祭りをと思っておこなったわけです。

朝いちばん
三廻部の看護師さんの
からだチェック
いつもより酸素量が多く
元気二重丸印!
イベント参加OK!
ということで

さくらばたけ祭り

すごく深く・・楽しく行えました!

あいはーと朗読劇

精神障害の方たちのお芝居
浅草の大道芸
ゴスペルチームや深海博士の歌声
などなど
大きな音の反響や
様々な人の動線
情報がいっぱいある中で
疲れないか心配一入
何しろ一月からやや落ち込み気味。
口々に
友達は来れない
とか
おしゃべりできない
の連発でしたから。

高校時代の釣り仲間が遊びに来てくれて
コミュニケーションはうまく取れないままですが、
龍はいつになくワクワクしている様子。
イベントにも途中から最後までお
友達と参加してくれました。

伶まちゃんと

港区からわざわ介護士と
ボランティアのママと来てくれた
ひまわりメンバーのむすめさん。
重度身体障碍者
で寝返り打つことも大変なのですが
大道芸やゴスペルの声に
感じ入りその場をたのしんでくれました。

さくらが風にのってひらひらまっていました。
みんながほころんで
くつろぐ道が自然とつながっていました。
心の壁をとりのぞいて
まっすぐ向き合って感じあうこと
楽しいこといっぱいいっぱいしよう
って
自然が教えてくれたように思います。

心配をよそに
龍は次の日
朝から明るい表情で
絵を描き続け
通所にも励んで通っております。
遠路はるばる来てくれた重度身体障碍者の娘さんも
ケロッと通常通りで
疲れ果てたのは
母。
もちろん本人の体調を観察してからでないとだめだけど、
やれるときは楽しいことやってみたほうが
ミトコンドリアは元気になるのではないかと・・・・

いのちのいまを教えてもらいました。
感謝。

富士山

富士山

ぬくもりの部屋に
富士山が載りました!

早稲田で行われた患者家族の会で知り合った
樋口さんの作品です。

息子龍の病と同じで、
龍より長く患い、
しかもひとまわり以上年齢も上です。
いろいろメール交換するうちに病の在り方も教えていただき、
勉強になりましたが
なにより
樋口さんお写真を拝見させていただき
その写真の素晴らしさに
圧倒されました。

富士山に魅了され
いろんな角度でその美しさを
撮り続けておられます。
気まぐれで
いろんな顔を持つ富士山
と言われていますが
どれも素敵な顔があります。
ぜひ皆さんに見ていただきたいと思い
ぬくもりの部屋に公表させていただきました。

私は富士宮市人穴で生まれました。
両親が過疎教育をしておりましたので
人穴部落の用務員室で生まれ
遊び場は人穴風穴でした。

樋口さんの写真を見ていると
自分の原風景に触れることができます。
何か切羽詰まった時に
心に泉がわいてくるような小休止です。

樋口さん
ありがとうございました。

私も御殿場方面から富士山をバックにポーズを息子に撮ってもらいました。
龍が倒れる年の春4月。
あの頃はあちこち自然の中で子供たちと自然探索していたなと。
樋口さんの写真を見るとその五感が
またくすぐられるのがうれしいです。