写真:舞踏で遊ぼう 一コマ{ひまわりの家イベント}講師;加藤道行
1980年代、私は{いのちのつぶ}をテーマに、いろんなシチェーションで踊っていました。
長女が生まれると、住まいの東京港区で{ひまわり}を、立ち上げ、老若男女、ボーダーレスのパフォーマンス集団として、舞台や物作り、自然探索、に明け暮れていました。
2014年次男龍がメラスで倒れて、2017年{みどりの会}を立ち上げました。
{いのちのつぶ}{ひまわり}{みどりの会}
自然にスライドして、折り重なっていくことは、ずっと前から用意されている道筋のようでした。
わたしが、こだわっていた{つぶ}について、いろんな人が頭を捻って、「気」?「魂」?「霊」?「素粒子」?・・・いわれるたびにわたしも頭捻っていました。
龍が倒れて、教えてくれました。
{みとこんどりあ}
わたしには、信じていることがあります。
ミトコンドリアには、「感じる力」があると思います。
ミトコンドリアは、太古の昔、真核生物であった人類の祖先の体内に入り込み、それ以来、共に手を携えていのちの歴史を刻んできました。そして、ずっと今日まで生きつないでいるのです。
そのミトコンドリアは、人間ひとりひとりの年齢、家庭環境、社会状況などを取り込み、人間の体に網目状につながる神経や筋肉のネットワークを構築し、それぞれの個性を生み出しているのではないでしょうか?
私はミトコンドリアの病で苦しむ龍とともに生活しながら、ミトコンドリアのもつ「感じる力」をあらためて見つめ直しました。
こだわってきた、いのちのつぶ=ミトコンドリアに捧げる踊りをするのが、自分のライフワークです。
禊舞踏について
私、伊藤千恵子(ゆふがほきらら)は、2004年に秦野に転居してから、年末の禊舞踏は、欠くことができないものとして、川や山で踊ってきました。
大自然の{つぶ}を感じながら、生活に紛れているハレやケに思いを馳せるのです。