メラスの病状もいろいろあると思いますが、
龍の症状は、時に、押し寄せる、精神症状の悪化です。
発症から6年経っていますので、よくここまで耐えてくれているかな
とも思いますが、進行は否めない傾向にあります。
しかし、好きなことは、とことん精力的に望むので
ミトコンドリアがくたびれない程度に
あるいは
ミトコンドリアのご機嫌を伺いながら
私たち家族も彼と一緒に、楽しめることを楽しもうと思います。
今日は、姉と一緒にビデオ屋さんに行って好きなものを借りる日でした。
通所から帰って疲れていても姉の一声で立ち上がり、ビデオ屋さんに姉が車で連れて行ってくれます。
いつもは魚のビデオだったりゴジラやピカチュウ、ウルトラマンだったりするのですが
「天気の子」
というビデオを選びました。
家族みんなで夕飯前に観ました。
なんだか、龍が元気だったら、やっていたような無茶苦茶
天真爛漫さを見せてもらい、龍も意味が通じたかどうかわからないけど
ずーと楽しそうにみていました。
感覚がしっかりあることに驚きます。
精神症状の話に戻ります。
田中雅嗣先生がとても大切な話をしてくれました。
心楽になりました。
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精神科専門医による診断では、患者の行動を理解できるか、理解不能かどうかで、病気かどうかを判断することになっています。
家族が患者の一部の行動を理解できないのは、その行動が病気に基づくと解釈するしかない。
そう理解すれば、家族の精神的負担が軽減されます。
現在の状態をどのように受け入れるか、また将来への不安にどう対処するか、いろいろ難しいと思います。
日本ではあまり数が多くありませんが、臨床心理士が精神科のクリニックに常駐しています。
辛くなった時には、臨床心理士に話を聞いてもらい、適切なアドバイスを受けるのも良いでしょう。
スヌーピーに出てくるルーシーは料金5セントの精神分析スタンドでアドバイスしてる。
なかなか相談に来てくれないのでヒマなようです。
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睡眠障害や保続で悩む、私としては
三廻部病院に何度も問い合わせ
毎回出している薬を出すだけの対応に申し立て
副院長が対応外来してくれました。
田中先生からの助言も手伝って
私はミトコンドリア病という括りでなく
精神症状の対処療法として
適切な薬と対応を話してもらいました。
副院長も何十年前かにメラスの対応を思い出したこと話してくれました。
いろんな病気の方を診ているのですから
本当に大変!としか言いようがありません。しかし、
悩みの内容は違っても今ある悩みに向き合ってくれる医者を
患者家族は求めています。
それは一括りでなく一人の患者としての対応です。
今を生きることに一生懸命な姿は
これ以上の宝はありませんね。
孤高の鳥、急性期の病床で描いた作品です。