今年2月のミトコンドリア病研究・患者公開フォーラム
AMED村山班主宰、特定非営利活動法人ミトコンドリア病医療推進機構共催
有意義な会でした。
今でも資料を見返すと
それぞれ発表者のミトコンドリア病にかける思いがひしひしと思い起され、
自分の中で力を湧いてくる気がしています。
家では、現実が待っているのだけれど、
待っていた息子を心で抱きしめました。
「ミトコンドリアのエネルギー産生(ATP合成9にはALA(ヘム)が必須」
の内容をお話しくださった大竹先生の講義の最後に
自分の飼い猫の写真を写して
「病気を持つこの猫がかわいい」
と締めくくられました。。。。じーーん。。。。
後に先生にお聞きしたところ、自宅で奥さんと捨て猫を8匹飼っているということでした。
大事に保存しているスマホの猫の姿を見せていただくと、まっすぐに飼い主を見るまなざしがいとおしくて
「この写真をまとめて送ってください」とお願いしました。
患者家族にとって待ち望む薬。
創薬研究に奔走する先生たちの
つましい生活や、暖かいお気持ちを受け取りました。
奥様が写真をまとめてくださり、願いかなって
ぬくもりの部屋に入れることができました。
「ランビが末期腎不全で大変です。毎日点滴を受けに行っております。」と、添えられていました。
いのちを見つめることは
一番近いいのちから始まるのだと思います。
病は本当につらい。
でも一丸となって病に向かう力があればこそ。
先生たちも必死です。私たちも必死です。
ミトコンドリア力(ちから)をあげていきたい。
介護する側が少しでもほぐれて、患者と向き合うことで
何かがすこしでも変わるかもしれない。
という思いでぬくもりの部屋を綴っております。
ぬくもりの部屋に立ち寄ってください。
最後の項目を押すと、
大竹明先生んちの猫ちゃんたちがみられます。