卯月 木の芽時精神症状

ごろごろした岩、気持ちまっしぐら
あっという間に4月。
桜が満開になり、
清明(せいめい)の
気が満ち溢れているころ。
このころは木の芽時の不安定な時期。
花粉症から始まることもあるようです。

我が家の龍は
とても落ち込んで、とても大変でした。
入院セットも用意しなくてはいけないかもねと
娘と構えていました。

去年12月から89歳の母の同居で、認知症
進めないためのケアも怠ったのか、
母も体調不良で、落ち込み、
更に龍の弟が
眼瞼下垂の疑いで
神経眼科に再検査。
危うし!と還暦向けた私は
つい最近まで肩が痛くて仕方なかったのに
調子を取り戻し
元気回復でしたので
色々に動けたわけです。
ありがたや。

カブトガニ アカメフグ

まず龍は
3月中盤から
精神的に落ち込み、通所でも手を払うような動作で心配され、
夜中に吐くことあり、しかし目はしっかり意識もしっかりしていたので
すぐに飛んできてくれた介護士にいろいろ調べてもらい、
脳梗塞様発作ではないと診断、
近くの内科で
レントゲンと血液検査をしていただきました。
おとなしく検査できて一安心。
でも血液検査は肝臓のガンマー数値が高く、
要チェックです。
内科の先生は、「ミトコンドリア病をみたことないけど
一般的処方をするよ」
ということで
逆流性胃炎の薬と
胃炎の薬、炎症もあるから2日間のみ抗生剤出してもらいました。
地域の病院で普通に診察してくれるなんて
うれしい母としては
「様子見ながら薬は切ってね」といってくれたので
吐かなくなってからはすぐに薬はやめました。
そのあと精神科の主治医三廻部病院に行き、
事態を話し、精神状態を相談すると、
肝臓に負担がかかるような薬は増やしたくないから
今のままで様子を見て
「お母さんが必要と思った時点で
アルギニン点滴をしましょう」
といってもらえました。
私は今までの経験で龍にとってアルギニンをとても信じています。
人体実験で嫌だといった訪問医師もいたけど、
皮膚の滑らかさ、心の落ち着き。
今を生きるために、、、みんな必死な手探りであると思います。

そんなこんなしていくうちに、
本人は自覚を高めてくれたか??
今日は小田原の磯でカニやヤドカリ捕りで
大喜び。
大きな岩がごろごろする中で
ヤドカリやカニを捕獲。
龍水槽に入れてみたところ
小さなカニはアカメフグがぱくっ。
ヤドカリは狙われましたが
殻があるので食べられませんでした。
水槽の中でうごめく小さなヤドカリたちは
とてもかわいいです。

ご飯もモリモリ食べてくれました。
落ち着きを取り戻してくれたらいいな。。

患者本人の動向で家族が右往左往する
これは正直なあり方であると思います。
介護する家族も元気でいたいです。

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