新年ざっくばらん交流会~三牧正和先生を囲んで~

 

本日、三牧正和先生(帝京大学医学部小児科主任教授)をお招きして、「新年ざっくばらん交流会~三牧正和先生を囲んで~」と題したzoom会を開催いたしました。

偶然にも三牧先生の誕生日での患者会開催となりました。
先生の御趣味は、お酒と旅行、5歳と9歳の娘さんの発達観察。
東大医学部学生時代は、スキーに熱中。
人生の節目節目にミトコンドリア病患者との出会いがあったとのお話などもお伺いすることができました。

患者家族の方々からの質問は本当に多彩で、様々な質問が飛び交いました。
ミトコンドリア病と腎臓、
胆のうポリープ、
ミトコンドリア病と糖尿、
発達障害、
精神症状、
統合失調からくる多飲症状について、
漢方薬の効能、
患者の症状と薬の調整の難しさ、
癲癇、てんかん薬について、
遺伝子のこと、遺伝子検査のやり方について、
などなど。

ユニークな質問として
生活の中から遠ざけることでミトコン取り病の改善が見られるものがあるのではないか。(例えば殺虫剤に含まれているロテインなど)
という質問も寄せられました。
ミトコンドリア病に効能のある何かを加えることで病状を改善するという考え方とは逆に、遠ざけることで改善するという発想もあることを勉強させてもらいました。

三牧先生は、年齢も病態も様々なたくさんの質問に、ひとつひとつ丁寧に対応してくださいました。みなさんにとってとても貴重な時間であったのではないでしょうか。
大切な誕生日に、私達のために時間を割いて、貴重なアドバイス・お話をしていただき、感謝感激です。

皆様も貴重なお時間を割いてみどりの会の患者会に参加くださり、本当にありがとうございました。和気藹々とした言葉のキャッチボールができましたこと、大変嬉しく思います。

伊藤千恵子