オンラインで花火と夜空の体験を!

 

リー脳症の美音ちゃんのおかあさんマキコさんが素敵なお知らせしてくれました。(美音ちゃんについてはこのブログにも記事があります。)

もし見逃した場合は後でご覧になれるそうです。

ミトコンドリア病の理解と周知に奔走する音ごはんの皆様に応援のエールを送りたいです。

星つむぎの村と子育て応援バンド音ごはんのコラボ

オンラインイベント情報をマキコさんから。

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こんにちは。
もうすぐ夏休みも終わりですね。今日は明後日に開催するオンラインイベントのお知らせをさせてください。

明日日曜日(8/23 13:00~14:30)、星つむぎの村さんのご協力をいただいて、
フライングプラネタリウム de 音ごはん
~ママが泣ける日2020@板橋~

というYouTubeライブを開催します❗

私が「医療的ケア児が安心安全に花火を観られたらいいな」と呟いたことがきっかけで、音ごはんのボーカルもとこさんが中心となって、“医療的ケアが必要で外出が難しいお子さんと家族も皆と一緒に花火大会を楽しめるような場をつくろう”と、昨年、区内有志による実行委員会が発足しました。

新型コロナ禍、いたばし花火大会は中止となり、病気や障害がない人でも外出を控える生活が続く状況になってしまいましたが、その思いに心寄せてくださった星つむぎの村さんのご協力を得ることができ、今回のフライングプラネタリウムを開催いたします。

パソコンやスマホから、満天の星空と音楽を楽しんでいただけます。沢山の皆さんにご覧いただけたら幸いです。
尚、前日22日には、区内の人工呼吸器を使用している子ども達の中から5人、おうちでプラネタリウムを楽しむイベントを別途開催します。その模様も23日に少し紹介されることになっていますので、楽しみにしてください✨

2020年8月23日(日)13:00~

バイオマーカー

 

ミトコンドリア病の診断が早ければ、患者の治療が早く施され、

ミトコンドリアの異常による病状で苦しむ患者が減ることは

いのちのための一つの革命だと思います。

バイオマーカーの性能を確かめながら、

あらゆる病院で生かされることを心から望んでおります。

 

久留米大学病院古賀先生からの通信です.

1-s2.0-S0304416520301501-main 特許証_カラー

今年2月
にGDF15の世界初のミトコンドリア病のバイオマーカーの特許も取得し、

8月末には診断薬開発の最終段階として、日本医薬品医療機器機構に承認申請を

行います。これは、私が中心となり2年前から行った、臨床性能試験の最終段階

で、世界初の承認を日本で取得する事業です。世界初の診断薬となり、世界中の

ミトコンドリア病患者の早期発見が可能となる画期的な診断薬となります。自分

が出来る事の中でも最も世界の患者に貢献出来る仕事の一つです。

日本での薬価収載ができれば、採血から10分で病気が診断出来、疑い患者が最初

に病院に紹介されても、その日に診断が可能となります。患者の早期発見およ

び、早期治療が可能となります。

西湘フィルオーケストラミニコンサートのお知らせ

龍のミトコンドリア病メラス発症から6年が経過しました。

この病と寄り添いながら生きる、生きづらさを感じ、

歯を食いしばった日々もたくさんあります。

でも、自分を失わずに、ここまでこれたのは、医療、介護者が的確に指導してくださったこと、

同じ病を持つ患者家族様との交流、地域の皆さん、友人への周知と理解、そして何より表現する仲間たちの応援。

間違っていることもあると思いますが、思ったことを声をあげて、ネットワークつくりをしてきたことで、毎日の生活を積み上げることができてきました。

では、本人はどうなのでしょう

家族はどうなのでしょう

その苦しみは、母親の思い込みの強さで、挫かれることもあるかもしれません。

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しかし、生活は、苦しみの中にも、笑顔があります。

生きることを、讃えたいと思ってやる母が作るイベントの場の家族の協力もあります。それを信じて・・・・

このコロナの苦しい時期ではありますが

今秋、立ち上げたいと思っていることがあります。

ひまわりの家です。

講師と理解ある仲間をお呼びして、難病や障害を持つ方たちとの、セッション、ふれあいの場、ものつくり広場の開設です。うまくしたら、集まった人たちの作品を展示・販売できるようにしたいです。

そのオープニングにに西湘フィルオーケストラミニコンサートを行いたいと思います。

秦野市サポート事業で知りあった、西湘フィルオーケストラコンサートに会に2度運ばせてもらいました。91歳の母と、龍もつれていき、最後まで楽しむ姿を見て、ともに感じた自分の心に泉が湧きました。メンバーがそれぞれの生活をしながら、生で演奏するその音色は、自由に感応しあうのだと思います。会場内のいのちのつぶが、時には、緊張し時にはゆったり揺れて、楽しく共鳴しているのを感じました。最後に、ホッとして、しずかに祈る自分がありました。

 

いろんないのちの輝きのためには、感じあうことが大事であると思います。コロナで喘ぐこの時期こそ、生の音のつぶが体にやさしい風を流してくれるものと信じています。

開場の入場を半分以下40名に制限して、消毒・換気を施す余裕をもって、スタッフと打ち合わせも密にしてまいります。

今後の状況により会場の使用ができなくなったときは延期しますので、全予約制で当日の受付でのチケット制にさせてもらいます。

アクセス・会場情報 こちらをご覧ください
堀川公民館

五感を使う絵画、音楽、踊りなどいろんな表現が介入することによって

居場所づくりがどのようにナチュラルになれるか・・・

この時期に限らず、お出かけもままならない方も多いと思いますが、もし患者家族様の中で立ち会いたいと思われる方がいましたら、ぜひご連絡ください。

予約はみどりの会メールアドレスにお願いします。

‘みどりの会’ <admin@mito-green.club>

 

 

ミトコンドリア病にとっての薬についての不安

お盆のお休み中ですが、どんな風に過ごされていますか?

みどりの会の患者家族間でのラインに、「聴力が低下して耳鼻科で処方されたアデホスコーワを飲んでいたが、供給元が行政処分を受けて出荷停止になってしまい、低下した聴力がこれを飲むと少し回復してたのに飲めなくなってしまいショックです」と入りました。

自分は、薬が苦手で、なるべく自然治癒力と思って生活してきたのですが、次男がミトコンドリア病メラスを発症して何度も地にたたきつけられてから、その考え方では太刀打ちできない病のあることをいやでも知らされました。だから、ミトコンドリア病患者とともに生き抜くためには、主治医、専門医の薬を信じて、生活のリズムに薬は欠かせないものになりました。

この知らせには、自分がその立場であったら、途方に暮れるであろうと思いました。そして懇親会にも何度も来てくださる千葉こども病院村山圭先生に、今回の患者家族の悩みを話し、安定した供給ルートを探るべく先生から知恵を求めました。

村山先生からは丁寧なご助言いただけました。

 

ミトコンドリア病患者様の中でアデホスコーワを飲んでいる方がどのくらいいらっしゃるかわかりませんが、参考になればと思い村山先生のご助言を一部掲載させてもらいます。

 

村山医師より・・・・・・・・・・・・・・・

協和発酵バイオがGMP違反(Good Manufacturing Practice:医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)で行政処分を受けた関係で6月より出荷調整に入っています。
残念ながら代替品がありませんので、患者様には大変不安な状況下と思われます。
ただ、ニュースリリースによるとアデホスコーワ顆粒10%のうち、1.0g×1050包と1200包が9月より1時休止ですので他の包装については、不安定ながら供給は続けているようです。

該当患者様の投与量などが不明ですが、主治医の先生と相談し他の包装形態で乗り切っていただくか、発売中止や停止ではなく、製造工程のトラブルですのでその点が改善されれば継続的にまた供給されることをお伝えいただければと思います。

 

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村山先生、ありがとうございました。

 

資料には、アデホスコーワについては、2021年1月に安定供給再開予定との記載があります。

先生からの情報で供給ルートが探ることを祈ります。

患者家族と専門医がつながることの大事さを改めて感じました。

もし必要な時が来たら患者家族会として声をあげて、供給ルートを探りたいと思いますのでその時はご連絡ください。