沼津深海水族館によせて

スケーリーフット
深海のいきものは、
ほとんど動かず、最小限のエネルギーで
生きている。

この病になってから
深海に目覚めたのも、
龍のミトコンドリアの本能か
と思ったりしています。

いのちの源といわれる
深海の生物の研究者たちが
ミトコンドリアの発生の話を
していただいたときにも
はっとすることがたくさんありました。

現実の世の中ではうまく
交流できなくなってしまったけど、
ミトコンドリアが求める力は
私たちよりあるのではないか?

スケーリーフット

今年の龍はとても元気でしたから
生活の中心は水槽の管理。
早朝起きて水槽見回りエサやり。
夕方通所から戻れば
水槽の見回りエサやり。

釣りに行けば
仕掛けや
釣り具の操作は難しくなったけど
いつもかかるのは
龍の釣り竿。
魚の息を知っているかのように吊り上げる。

我が家の龍はコミュニケーションが大変難しいです。
しかし待てよ。
現実の社会につながってる自分ではなくて、
違う面で彼と接することはできないだろうかと。
めちゃくちゃなようなことを言っていても
何か月か経って
やっと意味が通じることがいくつもあります。
それを今回の深海水族館に行って
言いたかったことをお魚から教えてもらってる。
きっと脳の高次機能をやられた人は
いろんなキーワードがあるに違いないのですが
たまたま龍は深海の魚が好きだったので
私は深海の魚から龍語を解読してもらったりするのです。

もし脳の高次機能障害で苦労されている方がいたら
患者様の趣味の場所で、こんがらがった脳の神経伝達を
紐解いてみると、面白い感覚が引き寄せられるかもです。

2018年 師走

村山先生をお呼びしての懇親会
平成最後の年末

なかなかブログに書き込む時間が取れずにすみません。

この一年は、皆さんにとって、どんな年でしたか?

龍が倒れたのは、2014年7月
みどりの会を立ち上げたのは
       2017年6月
初めてのみどりの会の懇親会
       2017年8月
それからいろいろに交流しあって
様々なイベントもあって
何が何だか分からなくなるくらい
忙しかく、あっという間のようで
密度が濃すぎる日々。
覚悟を決めて立ち上げたみどりの会。
おかげさまで、
龍はみどりの会を立ち上げて以来
どんどん元気になってくれて
本当にありがたい日々を送らせていただいております。

カフェに集ってくださったみなさま
メールで交流してくださった皆様
皆さんと一緒に考え、悩み、
それから雲の上のような先生たちとも
交流を深めることができて
たくさんの生きるエネルギーをいただきました。
感謝の一年です。

沼津深海水族館 ゆめかさご

先日、12月23日
沼津深海水族館に行ってきました!
私たちにとってはとても貴重な一日でした。
2015年、小平の病院に入院するきっかけになった場所だからです。
朝からドキドキ。高速を運転するのもドキドキでしたが
入院のきっかけが、疲れがたまっていた上に
高速運転と暑さ、水族館の混み様でのへたり、
ハラハラドキドキしながら移動、すし屋では
突然店員に、「海に落ちたらどうするんだ!」
「深海にいるサメは噛みますか?」と詰問。
寿司のしょうゆを飲んでしまって大慌て。
そのあと、精神症状が悪化。戻ることは難しいかもとい
われた入院生活でした。
こんなことがトラウマになっているので、リベンジも
とても勇気がいることでした。
触発されて描く龍

しかし、今回は
沼津深海水族館が小さな空間でこれだけ豊富な海の
神秘を提供してくれていることに驚きました。
今回は、12月から同居している母、89歳も一緒でしたので、
途中、いろいろありましたが、龍は自分の感性の赴くままに
水槽を渡り歩いておりました。
悪いことが重なっているときは色がなくなります。
今回はいろんな色が優雅に流れていました。

次に続く。